陸マイラーを続けて3年目、とうとうANAの特典航空券でハワイへのファーストクラスをゲットできました!
こんな方はいませんか?
陸マイラーの最終目標はマイルを使って特典航空券をゲットすること!
この記事では、ANAの特典航空券のからくりと、少しでも特典航空券をゲットできるための情報をまとめています。
特典航空券がなかなか取れないとお悩みの方に、ぜひ見て頂ければと思います!
ANA特典航空券とは
まずはじめにANAの特典航空券について大事な点だけご紹介致します。
特典航空券の基本情報
特典航空券とは、ANAマイレージクラブで貯めたマイルで交換した航空券のことです。
予約開始日
旅程の復路ご搭乗日の355日前の午前9時(日本時間)から申込可能です。
往復同時予約及び発券が条件。
ANAは片道だけの特典航空券は不可能となっています。
特典航空券は無料ではない
特典航空券で無料でハワイに行こう!というの見かけますが、残念ながら無料ではありません。
国際線には、『燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)』が必要となります。
東京ーホノルルであれば、片道約10,000円程度必要。
キャンセル、払い戻しについて
特典航空券は、一度発券してしまうと、キャンセルする際に一人3,000マイルかかります。
燃油サーチャージについては全額戻ってきます。
実は今回ハワイ往復を発券する際に失敗してしまい、キャンセル料を払いました…
幼児(2歳未満のお子様)
2歳未満の幼児は座席を利用しない場合は、同伴する大人の特典航空券と同じ搭乗クラスの必要マイル数の10%で利用が可能。
幼児がいる場合、「特典利用者登録」が必要!
小児(2歳以上12歳未満のお子様)
2歳以上になると、特典航空券は大人と同じマイル数が必要です。
- 第一区間のご搭乗日の年齢が対象。
- ANAウェブサイトでは、12歳未満のお子様のみの予約不可能。予約する際はANAサービスデスクへ電話をする必要があります。
必要マイル数
必要マイル数は時期、行先によって変わってきます。
- 時期はL(ローシーズン)、R(レギュラーシーズン)、H(ハイシーズン)がある。
- 基本的に日本から遠い国ほど、必要マイル数は増える。
人は変わってしまうものですね…
特典航空券の基本情報として、大事な部分を抜粋しました。
更に詳細に確認されたい場合はANA公式ホームページをご覧ください。
特典航空券を勝ち取るための3つのポイント
それではANA特典航空券を勝ち取るための3つのポイントをご説明します。
ANAの場合、特典航空券を勝ち取るためにはこの3つのポイントしかありません!
355日前の朝9時から予約する
特典航空券がなかなか取れない…それなら予約開始日すぐに取ってしまいましょう!
人気の高いハワイ便などは本当に予約開始日で一瞬でなくなります。
火曜日から金曜日までみたいな超平日は若干空席がある時もありますが、土日を絡める日程は殆ど埋まってしまいます。
約1年先のフライトなので予定が立たないかもしれませんが、思い切って取ってしまいましょう!
予約するのは往路出発日の355日前!
ANAの場合、予約開始日は復路出発日の355日前の朝9時。
ここが最大のポイントです!
往路出発日予定日の355日前に、復路を同じ日で予約しましょう!
【例】東京ーホノルルで下記日程で旅行がしたい!
往路発:2021年1月25日
復路発:2021年1月29日
上記の日程で旅行したいと仮定します。
おさらいですが、ANAの特典航空券予約開始日は復路出発日の355日前の朝9時からです。
恐らく普通に考えると、この男性のような考えになると思います。
ですが違います!
ANAの場合は、往路の355日前に予約してしまうのがポイントです!
大切なのは、往路を確定させることです!
予約画面は下の画像のようになります。
- 『前後3日の空席を比較』にはチェックしない!
- 往路を確定させる!
- 復路は空席待ちを選ぶ!
空席待ちの状態だと、無料でキャンセルできます。
復路はどうするのか!?
ANA特典航空券を勝ち取るためには、まず往路を確定させるのが重要です。
でも復路はどうするのか気になりますよね。
復路については、日程変更で対応します!
【例】東京ーホノルルで下記日程で旅行がしたい!
往路発:2021年1月25日(355日前:2020年2月5日)
復路発:2021年1月29日(355日前:2020年2月10日)
上記の例の場合、2020年2月10日の朝9時になったら、復路の日程を2021年1月29日に変更しましょう!
この方法のメリットは、往路、復路ともに355日前の予約開始日に対応できることです!
- まず往路の355日前に、往復同じ日で予約する!(往路を確定!)
- 復路予定日の355日前になったら、復路のみ日程変更する!
- 結果として、往路、復路ともに355日前の予約開始日にゲットすることができる!
参考:355日前っていつ?
355日前って、いつなの?って分かりづらいですよね。
簡単にわかる方法は、ANAの特典航空券予約カレンダーを見ることです!
ANAの特典航空券予約カレンダーを見ると、355日前までしか選択できません。
試しに2020年2月6日にANAの特典航空券予約カレンダーを見てみると、2021年1月26日までしか選択できません。
これを利用して、何日が予約開始日なのか確認しましょう!
ANAサポートデスクで電話予約
最後に3つめのポイントですが、予約はANAのサポートデスクに電話して、ANAのスタッフにやってもらうことをおすすめします。
ANAサポートデスクのほうが予約できる可能性があがります。
ただ、注意点が3つあります。
- 電話予約の場合、一人2,200円必要。
- 電話予約後は、日程等の変更は電話でのみ。
- 繋がらない可能性がある!
実際、8時45分くらいにANAサポートデスクに電話して、9時まで繋がらない時もありました。
とはいって8時30分くらいに電話しちゃうと、まだ早いですので…と言われちゃいますので注意が必要です。
【ANAサポートデスク電話番号】
- ANAマイレージ会員:03-6741-6683
- SFC専用デスク:03-6741-6682
- プラチナデスク:03-6741-6680
備考:特典利用者登録は事前に登録しておくこと
本人以外の分も特典航空券を確保したい場合、必ず搭乗予定者の特典利用者登録をしておきましょう!
特典利用者登録をしていないと、空席があっても予約することができません。
- ANA特典航空券の場合、発券後の搭乗者変更はできません!
- 搭乗者を変更する場合は、改めて申し込みが必要!
私の失敗談
上記の方法を実践して、私は成田ーホノルルのファーストクラス、ビジネスクラスをゲットしました!
ただ、この予約を確定させる前に、とある失敗をして一度キャンセルしています…
何故、キャンセルしてしまったのか、参考にご紹介したいと思います。
ANA特典航空券は、一度予約を完了するとクラスの変更ができない!
ANA特典航空券は空席待ちの状態(予約を確定させていない状態)であれば、日付、クラスの変更が可能です。
逆にいうと、予約を確定させた時点で、クラスの変更は不可能になります。
(日付の変更は可能。)
私の過ち
私の過ちは、ホノルルからの復路をプレミアムエコノミーで妥協してしまったことです。
今回、往路はビジネスクラスで無事にゲットできました。
そして、ハワイ旅程3泊5日目の復路をビジネスクラスで確保しようとしたのですが、残念ながら予約できず。
他のクラスを見ると、プレミアムエコノミーが予約可能。
その時は、「プレミアムエコノミーでも十分だよね。とりあえず確保して、また明日ビジネスクラスの変更をチャレンジしよう。」
と考えていました。
そして、プレミアムエコノミーで予約、発券…
焦ってしまいました。
人って不思議ですよね。
もう変更できないと知ると、途端にやっぱりビジネスクラスに乗りたいと思うようになってしまいました。
そこから色々な日程を調べると、なんとファーストクラスが空いている日が!
そう思い、思い切って発券した特典航空券をキャンセルしました。
一度特典航空券をキャンセルすると、空席待ちの人に取られてしまいます。
もし空席待ちがいなければ、同じ便、クラスを予約することは可能。
特典航空券をキャンセルする場合、マイルが返却されるのに時間がかかります。
急いでいる場合はサービスデスクに電話しましょう。
その後、復路はサービスデスクに予約をお願いし、無事ビジネスクラスでゲットすることに成功しました!
特典航空券の小技
特典航空券の小技として、往路と復路のクラスを変更できるのはご存じでしょうか?
ANAの場合、往復予約が必要ですが、クラスはそれぞれ変えること可能です!
ANAの特典航空券は、往路と復路のクラスが異なっても大丈夫!
- 往路エコノミー、復路ビジネスクラス
- 往路ファーストクラス、復路プレミアムエコノミー等OK!
- 必要マイル数は、それぞれの必要マイルのきっちり半分!
往復を異なるクラスにする2つの方法
ANA特典航空券で往復を異なるクラスで予約する方法は2つあります。
予約するときに異なるクラスで予約する方法
これは最初から異なるクラスで予約する方法です。
この方法は、ANA特典航空券を予約する際に、『複数都市・クラス滞在』で検索すれば可能です。
『複数都市・クラス滞在』だと、予約検索する際にクラスを選択することができます。
空席待ちをしてから予約クラスを変更する方法
おすすめはこちらの方法です。
空席待ちをしてから予約クラスを変更する方法は、往路355日前に特典航空券を確保する方法と相性が良いからです!
- 特典航空券を確保するためには、まず往路を確定させることが大事!
- クラスを変更するためには、復路を何でもいいので空席待ちにすること!
まずは往路を確定させることが大切です!
最後に:ANAの特典航空券でハワイは取れないってほんと?
今回、私たち夫婦は運よくANAのハワイ便をファースト、ビジネスクラスでゲットすることができました。
確かにビジネスクラスやファーストクラスは激戦だと思います。
しかしクラスを考慮しなければ、ANAの場合ハワイ便は取りやすくなっていると感じてきました。
ANAホノルル特典航空券の解放数は
あくまで参考ですが、東京ーホノルルでどれくらい特典航空券の解放数があるかを調べてみました。
【ANA 東京ーホノルル特典航空券の解放数】
- エコノミー:9席
- プレミアムエコノミー:9席
- ビジネスクラス:4席
他にも、ANAは2019年に『ANAの空席ある限りホノルル特典航空券予約可能のキャンペーン』も実施していました。
ANAは基本的に特典航空券が取りづらいと感じますが、ハワイに限っては結構緩く設定しています。
ぜひ陸マイラーを続けて、ハワイ特典航空券をゲットしましょう!